今回は前のブログで紹介した三の丸神社から
歩いて5分ほどの場所にある有名なお城「岸和田城」です。
岸和田の地は古くは岸と呼ばれていました。
楠木正成が摂津・河内・和泉三国の守護になると、
岸の地に和田氏が築城したので、以後岸和田と呼ばれるようになりました。
伝承では、建武新政期に楠木正成の一族、和田高家が築いたといわれています。
天正13(1585)年、羽柴秀吉は紀州根来寺討滅後、叔父小出秀政を城主とし、
秀政によって城郭整備され、天守閣もこの時に築かれました。
小出秀政・吉政・吉英、松平(松井)康重・康映をへて寛永17(1640)年、
岡部宣勝が入城(6万石、のち5万3千石)。以後、
明治維新まで岡部氏13代が岸和田藩を統治しました。
天守閣は文政10(1827)年に落雷で焼失、維新期には櫓・門など城郭施設を
自ら破壊したため、近世以前の構造物は堀と石垣以外には残存していません。
本来は5 層天守であったことが絵図などで確認されています。
平成19年4月1日からは、観光施設として岸和田城ウエディングをはじめ、
多聞櫓・隅櫓をギャラリーや各種イベントに使用するなど、
観光振興の拠点として活用しています。
庭園もきれいにに整備されています。
開場時間
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午前10時~午後5時(入場は午後4時まで) |
休場日
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毎週月曜日(月曜日が祝日・休日の場合、及びお城まつり期間中(4月1日~15日)は開場) |
入場料(天守閣)
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大人 300円 中学生以下 無料 |
団体割引
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25人以上 3割引 |
3館共通券
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↓地図↓
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