和歌山県庁にほど近い場所に位置する正住寺の紹介です。
創建時期は不詳です。旧若山(和歌山城下)の湊の東長町にあり、
江戸時代後期の境内は174間(約313メートル)と広いです。
山門は普段は閉まっていますが右側に小口があるので
そこから入れます。
古くは真言宗で湊魚店(所在不明)にあったが衰退し、
文明年間(1469年~1486年)に妙覺寺住職日住上人が再興して、
日蓮宗に改宗しました。
後、慶長年間(1596年~1615年)に元寺町(現・和歌山市元寺町)に移り、
寛永年間(1624年~1645年)に現在の地に移りました。
本堂は新しく立派な屋根瓦の造りの建物です。
余談にはなりますが、お寺の向かいには七曲市場という
商店街があります。
住宅街の中にあるものの人はそれほどいなく薄暗い商店街です。
肉屋や魚屋、果物屋がありました。
昔からある風情のある商店街です。
正住寺に行った際には商店街ものぞいてみて下さい。
↓地図↓
|