湊神社の由緒は『木國神名帳』に「従四位豊海の神」と称へられてあり
往時和田浜(千軒)の大地主神として湊奥の坪「カツカ丘」に
鎮座して社殿も誠に壮麗でありしとあります。
しかし明応年間(1492)の大津波により砂中に埋もれ一時前記「カツカ」丘に
移し奉りしが元和の始め(1615)に再びもとの奥の坪に鎮座し奉り更に
元和の始め字外浜奥の坪に移し奉り連綿をして当地の産土神たりしが
昭和15年住友金属工業株式会が奥の坪鎮座地を中心にして広域に亘り
和歌山製鉄所を建設せられる事となり県の許可を得て昭和16年12月17日更に現在の
地に遷て奉れとあります。
神事として夏祭りには7月22日宵宮祭、7月23日本宮祭 夕方より神賑の儀として
2日間多くの献燈をなし、仮設のステージを設置、カラオケ大会を催し
多くの出演者があり2日間御社頭が賑わいます。
10月18日、例大祭 神事として御稚児の社参を斎行、多くの氏子及崇敬者の
社参で御社頭が賑います。
車で参拝の際は第一の鳥居を抜けると車を停めて
おける場所があります。
↓地図↓
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