御降臨なされた聖地であり古来より産土神として御奉斎されています。
紀ノ川のほとり、名手に鎮座する古社で江戸時代には名手大明神といい丹生明神、
狩場明神、八幡宮の三社を祀っていて、古来より名手荘十一ヶ村の産土神でした。
古くは社頭は荘厳をきわめていましたが、天正の兵火で社殿が焼失しました。
本殿は切り妻、丹(に)塗りの春日造という神社建築の様式で、
県の文化財に指定されています。
本殿は朱塗りで鮮やかできれいです。
祭神の狩場明神は白黒二頭の犬を連れた狩人姿の神で、
弘法大師を助けた狩場明神とは、紀ノ川沿いに住んでいた犬飼集団の
長だったのでしょう。狩場明神を祀ったお社は、
紀ノ川周辺から河内、和泉の広範囲に点在し、勢力の大きさをうかがわせます。
車で参拝の際は駐車場はあります。
↓地図↓
|